面白かったです。
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いい本だった。
まずタイトルに問われ、戸惑う。ラオスにいったい何があるというのか。
自分の中に答えを探しても皆目見当もつかない(それはそうだ、僕自身行ったことないのだから)。それはまるで日本の夏の蒸し暑さを、ロンドンにいて毎日分厚い曇の下で生活している僕には今やまったく想像できないほどに(毎年自分だってその暑さにうんざりしているはずなのに、今となってはそんなあたかも”夏”という感じをうらやんでいるとさえ言っても過言ではない)、そのくらい、ラオスに結局のところいったい何があるのか、見当もつかないし僕にはわかるはずもない。
僕は知りたい気持ちを掻き立てられた。
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と、
HARUKI MURAKAMIになりきって書いてみたのですが、
ファンの皆様、申し訳ございません。
ついつい真似したくなるような気持になる楽しいほのぼのとした本でした。
海辺のカフカ、ノルウェイの森、TVピープルしか読んだことがありません。
1Q84は途中で挫折。
読んでいてなんとなく苦手意識が芽生えて、
それ以来手に取ることがなかったのですが、
本書は読んでとても楽しい気持ちになりました。
紀行文っておもしろいですね。
アイスランド編と熊本編がお気に入りです。
こんなに感受性豊かに旅をされていてすごいです。
旅行行きたいですねー。