エディンバラの中心地のすぐ横に広がるホリールード・パーク。
その大自然広がる丘の中で最も高いポイントである「アーサーズシート」からは、エディンバラの街を一望することができます。
その標高はわずか251mなので、難易度は易しめのハイキングコースとなっております。
所要時間は頂上まで1時間半、往復3時間ほど。休憩をたくさんはさみながらゆっくり登りました。
服装はスニーカーで問題なく登れます。
エディンバラ観光に組み込むのにぴったりのお散歩道でした。
ハイキング開始
エディンバラの中心地を東に、丘に向かって歩いて行くとこんな感じです。
今回は一番オーソドックスな北側から登るルートで行きます。
目的地のアーサーズシートへは、エディンバラ城から1.6㎞先の場所。とっても近いです。
周りの人が進む方向へなんとなく付いていくと立て看板がありました。
道は合っていたようです。
わんちゃんたちもたくさん登山してました。
あとはひたすら道になっていたりいなかったりする山道を、高いところを目指してなんとなく進んでいきます。
しばらく似たような緑の写真が続きますがご了承ください。
道中に後ろを振り返ると、遠くに見えるエディンバラ城。(写真では小さすぎて見えにくい、ほぼ見えない。)
そっと見守られながら丘の頂上を目指します。
みんな思い思いの場所に座ってそれぞれの時間を楽しんでいる様子。
特に決まった参道はないので、気のゆくままに進みます。
これは北側の景色。フォース湾が見えています。
写真からみて右側の方角に、北海が広がっているという位置関係。
エディンバラの 北側の湾ですね。フォース湾
地図で見るとこうです。
こちらは東側の景色。
地面に巣を作る鳥
途中のこのあたりでは地面に巣を作る鳥が生息しているらしく、注意書きの立札がありました。
ざっと見渡してみましたが、私には見つけれませんでした。
ちょくちょく振り返りながら登ります。
人々がジオラマのように小さく見えます。
標高は低いけど、そこそこ遠くまで歩いてきたなぁと実感。
歩き始めて1時間半ほど、もうすぐゴールのアーサーズシートです。
アーサーズシートに到着
着きました。
岩肌がゴツゴツとしている山頂です。
写真に写っている上半身裸の彼、南側のルートから登ってきたようなのですが、「楽な帰り道はないか?」とそこら辺の人みんなに聞いて回っていました。結構必死に帰り道を探していたよう…。南側ルート、どれだけ大変な道のりだったんだ…。
アーサーズシートから見下ろすエディンバラの景色。(と、ベストな帰り道をみんなに聞いて回る上半身裸の彼。)
この最高に気持ちの良い景色を眺めながらゆっくり休憩します。
なんか、青春だよね。
(※ここにも裸の軍団がいますが、例の彼ではありません。)
すごくいい写真だと思います。
アーサー王の椅子で飲むアイアンブルー
スコットランドの国民的飲み物、アイアンブルー。
なんとコカ・コーラよりも人気があるとか。
味はファンタのような、甘い炭酸飲料です。
頂上で頂くために飲むの我慢してここまで来ました。
サミットでの一杯、サイコーです!!
山頂にカモメが!?と驚きましたが、そうか、ここは標高251mだった。
にしてもこの二人、とってもいい感じの場所に座っています。
サミット
頂上には必ずある方角が書いてあるアレ。
上半身裸の彼があんまりにも「南側ルートはヤバイ」感を出していた為、帰りは来た道(北側ルート)を戻りました。
まとめ
風が吹き、草が揺れ…麦は泣き、麦は咲き、明日へ育ってゆく~…。
おっと、無意識のうちについつい脳内に中島みゆきさんの『麦の唄』が…。
わたし、今NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』かも…。
エディンバラの街を見渡せる丘。最高です。
街の中心地のすぐそばにありながら、大自然を満喫できる登山道なので、リフレッシュに最適です。
(マッサンを観たことはありませんすみません…)
アーサーズシート(アーサーの玉座)
場所:エディンバラ観光の中心地Royal Mileを東にまっすぐ進むと近づいてきます。
所要時間:ふもとから1時間半ほどで山頂に。
服装:スニーカーで大丈夫。
持ち物:売店などは一切ないので飲み物を持って行きましょう。
お手洗い:ありません。事前に済ませましょう。
ひとこと:爽快。
最後に最高の演出シーンを
登山の道中、ふとどこからともなくバグパイプの音色が聞こえてきました…き、奇跡…!
古都エディンバラの風の中、丘の草原の真ん中で聞こえてきたバグパイプの音色に鳥肌立ちました。
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