007の新作映画「No Time To Die」がいよいよ、英国では9月30日から公開されます。(日本では10月1日から。)
コロナの影響で上映が大幅に遅れた中、待望の上映です。
007シリーズにおける25作目、主演ダニエル・クレイグ氏にとっては5作目であり最後の作品となります。
007 ダニエル・クレイグ主演作品
・カジノ・ロワイヤル (2006年)
・慰めの報酬 (2008年)
・スカイフォール (2012年)
・スペクター (2015年)
・ノー・タイム・トゥー・ダイ (2021年)
全世界での公開に先立ち、9月28日にアルバートホールでプレミア上映会が開催されました。
つまり会場には出演者たちがやってきます!
ひょっとしたら外からダニエル・クレイグ氏らが見えるかもしれないと思い、浮足立って野次馬しに行ってきました。(暇人)
結論から申し上げますと、見れませんでした。(でしょうね。)はい。
上映会の会場、アルバートホール。の周りは完全に封鎖され、黒々とした背の高いフェンスに囲まれており、中の様子を伺うことはできません。
周囲は黒服の大人たちが厳重に警備をしています。厳戒態勢なので、とても素人が入り込むスキはありませんでした。
見た目はちんちくりんですが、心だけはボンドガール。華麗に敷地内に忍び込み目標を激写する気満々でいった私、そんな淡い期待は音を立てて崩れ去るのでした。
役者の方々は見れませんでしたが、中の巨大スクリーンだけは見れました。
見れたのは予告編、そして音楽隊の生演奏の様子、など。
歴代の007のテーマが聞こえてきます。
この調子でいくと役者さんたちが到着した時の映像が見れる!画面越しだけど!!と思っていたのですが、程なく警備員に注意され、あえなく退散。雨も降ってきて悲しい気持ちで立ち去りました。。。
続きの様子はネットで配信されていた生中継を見ました。(ネットで見るのが一番快適!!!)
そんなこんなでパパラッチには失敗したわけですが、式典のあまりの大規模さには驚きました。
アルバートホールの正面、登り階段にはレッドカーペットが長々と敷かれており、大きなビジョンもたくさん設置されています(ということを、スクリーンで確認。)
空にはドローンが飛び、チケットホルダーの観客たちは皆正装。男性はタキシードに着蝶ネクタイ、女性陣はシックな黒のドレスにゴージャスな耳飾り…等々。一瞬俳優陣かな、と思わせる程とてつもなくフォーマルな服装の方々がぞろぞろ。
そして出席者は俳優や監督はもちろんのこと、ゲストにはオリンピックで活躍した選手たちや全米テニス王者エマラドゥカヌ選手なども出席。
チャールズ皇太子夫妻とウィリアム王子、キャサリン妃もご出席。
以上のように、とても一映画の上映会とは思えない、豪華絢爛の大規模イベントでした。
グラミー賞かノーベル賞かなんかかな?と思わせる雰囲気に、ジェームズボンドがどれだけ英国にとって大事なものであるか、この目で見れた気がします。(画面越しだけど)
ちなみにこのプレミア上映会、チケットは一枚270ポンド。
「高っ!!」と思いましたが、あれだけの豪華な式典にダニエル・クレイグ氏やレア・セドゥ氏らが間近で見れるということを考えると…納得です。
先程「心はボンドガール」という表現をさせていただきましたが、私は決してボンドガールに憧れているわけではありません。なぜならジェームズボンドと親密になったが最後、彼女たちはむごい死に方をしてしまうからです。画面越しくらいの距離感がちょうどよいと思います。(ジェームズボンドから願い下げだわ)
映画、楽しみですね!!!
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