テニスの聖地、ウィンブルドン。
夏の二週間を光り輝く大興奮で埋め尽くしてくれるウィンブルドン様なのですが、
シーズンオフこそミュージアム訪問のチャンスです!
テニス好きなら絶対に行っておきたい、テニスの博物館。
それに加えてNo1コート見学も含まれているので、大興奮間違いなしです。
訪問するならば大会期間外を激しくおすすめいたします。
なぜなら大会期間中だとテニスに興奮した気持ちを抑えることなど無謀で、落ち着いて見学することが不可能だからです。
そしてシーズンオフなら混んでないですしね。
Southfields駅から歩いて行く
ウィンブルドン大会のシーズンですと構内もウィンブルドン仕様になるのですが、今は何の飾り付けもされていないシーズンオフの顔を見せてくれます。
改札を出てすぐの立て看板を目印に、15分程歩けばコートが見えます。
練習用コート。
大会前になると練習コートは風よけネットで隠されるので中の様子は見えないのですが、今はフェンスしかないので中を見ることができます。
ポールなどは全て取り外されていますね。
ミュージアム見学
着きましたー!
これこれこれこれ!!!あの夏の興奮がよみがえります。
何度来てもいいところですね…。
ミュージアムは入口のすぐ横にあるショップの地下にあります。
それでは参ります。
音声端末の貸し出し(無料)があるので是非使わせていただきましょう。
ミュージアム内はこの端末無しでも楽しめる作りとなっていますが、活用した方が大いに楽しめます。
盛りだくさんの説明で、テニスの始まりやウィンブルドン大会の歴史、貴重な物品がたくさん展示されているので大変面白いです。
今、皆様にその詳細を熱く語りたい気持ちで一杯なのですが、聞いた説明をほとんど忘れていることに気づき動揺しています。
「考えるな、感じろ」精神全開だったため、お伝えできるような情報はほとんどありません。
代わりとして写真を載せます。
でもあまり写真ばかり載せても今後行く方々の楽しみがなくなってしまうので、ほどほどに載せておきます。
もともとはグローブで球を打っていた どなたか忘れてしまった 木製ラケット 初めてのウィンブルドン大会のポスター
覚えているのは、
テニスのスコアの数え方はフランス語起源であるということ。
ウィンブルドン大会の名物、「ストロベリー&クリーム」のイチゴは、毎朝4時に収穫され会場まで運ばれているフレッシュもぎたてイチゴであるということ。
屋根を閉めた状態のセンターコートに収まるテニスボールの数は2億4000万個だということ(←一番どうでもよい)。etc...
木製ラケットの製作の様子 かわいらしい小物たち
アンディ・マレー選手もしゃべってくれます。
2008年に撤去された、センターコートのベンチ。
もちろん座れます。もちろん座りました。
トップ選手のユニフォーム
フェデラー選手(真ん中:3ピース)やナダル選手(右上:ゆるめTシャツハーフパンツ)などの試合着。
この辺の説明は面白かったですね 2021年大会の物品の展示も!
そして最後に光り輝いている優勝トロフィー&プレート。
ガラス一枚の距離で穴が開くほど眺めることができます。
男子シングルス 女子シングルス
トロフィーとプレート本体には名前を刻印するスペースがなくなってしまったため、現在は台座に刻まれています。
2021年はジョコビッチ選手、バーティ選手が優勝したので、その名を確認することができます。
2020年が飛んでいて、ご時世を感じさせますね。
No1コート見学
決められた時間になると、No1コートに案内してもらえます。
コートへは降りられませんが、客席から心行くまで写真を撮らせてもらえるのです!
ミュージアムチケットに含まれております!太っ腹!!
No1コートに向かう道すがらに通りすがるNo16コート。センターコートとNo1コートの間に位置します。
芝育成中のため、どのコートにもネットのポールやベンチなどは置かれていません。
ぞろぞろ… どきどき…
ガイドさんに連れられてNo1コートに入っていきます。
わー!!
わーーーーー!
年に一度、ウィンブルドン大会期間の2週間だけ使われます。
よって芝様は只今お休み中です。
こんなにも手厚くお手入れされて、、来世にもし芝に生まれ変わるとしたらウィンブルドンの芝がいいです。
試合になると8㎜の長さに刈られるそうです。
客席
一席ずつにカバーがかけられています。
案内してくださるガイドさんには質問し放題です。熱い疑問を投げかけてみましょう。
チケット
ミュージアムチケットは大人£13、お子様(5-16歳)£8です。
このチケットにNo1コート見学も含まれています。
チケット予約の際にプロモーションコード「FAMILY」を入力すると、大人一人につきお子様一人が入場無料です。
Wimbledon
営業日:木~日
営業時間:10:00~17:00
ひとこと:The・聖地
更に深く楽しみたい方は「Museum & Tour」(大人£25)をお選びください。
ミュージアムに加えて、90分の場内ツアーに参加することができます。
プレイヤーと同じ通路を歩いたり、メディアセンターの座席に座れたり、芝の育て方を学べたりという内容のようです…
えー!今知りました、ものすごく魅力的な内容ですね…!!!!知らなかった!!!泣
※追記
2022年1月現在、施設のメンテナンスの為、£25のツアーは中止しているようです。
会場内ショップ
グッズ
シーズン中にグッズを買い損ねた方、ご安心ください。
お買い物、できます。
なんならオンラインショップもありますので、いつでもお買い物可能です。
カフェ・お手洗い
入口を入って目の前の建物、この写真でいうと右側に写っている建物が、カフェスペースとして開放されています。
カフェ、お手洗い共に2階にあります。
大会期間中ともなると、左のスペースにはストロベリー&クリームやピムズの屋台が並び、テニスファンで溢れかえる夢の国に…。
カフェ内 かわいすぎるカップ(展示品)
マフィンやサンドイッチなどを売っていました。
さようなら、ウィンブルドン
誰もいないウィンブルドン
(いやまぁ人は当然いるのですが)、ほぼ貸し切り状態のウィンブルドンを味わえます。
いつもラケットを構えて見守ってくれているフレッドペリーさん(銅像)とも写真撮り放題です。
こんなに静かなウィンブルドンを味わうのもこれまた一興。
あの時のままのオーダー表
会場内の大きなオーダー表には7月11日のウィンブルドン最終日の時のまま。
今年の男子シングルス決勝、ノバク・ジョコビッチ、マテオ・ベレルッティー二戦のスコアが貼られた状態で止まっています…震えるー!!
(あの日あの時あの場所で…)
会場を後にするのが本当に名残惜しい、、あの夏の興奮を思い出させてくれる一日。
やっぱりウィンブルドンは最高の聖地でした。
10年前と3年程前にもこのミュージアムを訪れたことがあるのですが、展示内容が変わっている箇所も多くあり今回も新鮮な気持ちで見学できました。
行ったことがある方も久しぶりに見学してみたら楽しいかもしれません。(私は漏れなく楽しかったです。)
現場からは以上です。
大会期間中にウィンブルドンを余すことなく味わう方法はコチラから↓
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