先日行ってきたバーモンジーアンティークマーケット。
そこで購入した「トッフィーハンマー」なるもの。
トッフィーハンマーとは、
その名の通り、トッフィーというキャンディ菓子(硬いキャラメルのようなお菓子)を割る為のハンマーです。
しかし正直、使い道に困っています。
割るモノがありません。
トッフィーなんてそうそう食べません。
冷蔵庫で冷やした板チョコでも割ろうと考えていたのですが、
そもそも板チョコって手で割りやすいように溝が入っているので、
手で割った方が抜群に速いです。
もちろんトッフィーハンマーで板チョコを割ってみましたが…
このような具合に、理想よりも細かく割れてしまい、とても食べづらいです。
アンティークマーケットで見つけた時は、
やれ異国の食文化だ!だの、
やれもう現在はないメーカー製のものだ!だの、
キラキラと輝いて見えた彼(トッフィーハンマー)。
あんなに大興奮されながら我が家へ迎え入れられたのに、
今やボールペンや蛍光ペンと共に文房具入れの中で静かに息をひそめています。
かわいそうです。
しかし昨夜。
我が家において、遂に彼の輝ける場所を見つけました。
それは、
「割れ目が全くないピスタチオの殻を割る」というポジション。
コツがいるものの、
うまい具合に叩き割ると、中の実を取り出すことに成功しました。
※筆者は特別な訓練を重ねています。指や家具などを傷つけぬよう、使用時には十分にご注意ください。
一仕事終えて、ちょっと誇らしげな佇まいの彼。
長い年月を思わせる錆たボディが、なんだかいつもより格好よく見えるのでした。