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【ヨーロッパ最大】北フランスの街リールで年に一度の蚤の市に行ってきました!!

タイトルだけでもうよだれが出るインパクトのある文字面…

題にありますように、フランスの北の街リールで年に一回開催されるヨーロッパ最大の蚤の市に行ってきました!

正式名称は「Braderie De Lille」といい、毎年9月の第一土日の2日間(2022年は9月3,4日)の開催。

なんと、街全体がマーケットになるという非常にアドレナリン大放出なイベント。

そして名物のムール貝も頂かねば!

超大規模な蚤の市においしいムール貝!

なにそれ最高の2日間!!

見つけてきた夫、ナイスです。

お手柄です。

ロンドンからリールへ

ユーロスターで出発

我々はロンドンから日帰りの旅。

朝一のユーロスターでリールへ向かいます。ブリュッセル行きに乗って途中下車です。

なんだか軽そうなスーツケース&バックパック姿の人が多いような…!!(すべての人が蚤の市に行く人に見えてきます…)

ロンドンからリールまでは1時間半くらい。ユーロスターの車内は激寒なので寒がりの方は羽織ものが必須です。

そしてリール駅のお手洗いは€1が必要な有料トイレなので、車内で済ませておいた方がいいです。支払いはカード決済可能でした。

リール駅到着

リール駅到着!ここから街まで歩いて行きます。ユーロスターからのアクセスが抜群ですね!

駅の向かいにはおなじみのショッピングセンターWestfieldsがありました。

駅前には草間弥生さんの作品が!シャングリラ・チューリップというそうです。

街の色んなところでマップがもらえます。トイレや応急手当場所などが記載。この色がついているストリートが全てマーケットになっています。すごい!

街並みはイギリスとは違う…おフランスです。

今回は蚤の市で忙しいので、改めて街歩きするのも楽しそうだなー。

蚤の市編

さぁ、ご覧くださいこの人を!!

写真奥まで人で埋まっています!

2日間で250万人の来場者を記録(2015年)したことのあるこのイベント、その情報はどうやら真実のようです…!

1127年にはこの蚤の市の記録があったという、歴史深すぎるマーケット。

1万を超えるストールが並び、すべてを見て回るには40時間かかるとかかからないとか…。

なんともすさまじい数字が並びます。

(※参考記事はコチラ

並んでいるお店はプロのアンティークディーラーからフリーマーケットのようなものまで様々。

現金は必須です!

大量の人!!

噂通り、とんでもなく広いです。

ここからは写真でお楽しみください。

もっと買えばよかった…(´;ω;`)ウッ…

…という具合に、永遠とも思える数のストールが並んでいます。これは無限に楽しい!!!

大きすぎて、全部見ていたら二度と同じお店には戻れない。出会ったその時が決断の時です。

周りの人が買ったものを見るもの楽しいですよね。

「うわーそれめちゃくちゃかわいい!」というものから、「なんでそれ買ったの?」というものまで、人それぞれ欲しいものが違うので面白いですね。

彼のように…。伊之助…

これを機にアンティークマーケット欲の再燃がすごいです!!

行ける時には激しめに行きたいと思います。

街中にストールが建っていますが、普通の洋服店とかスポーツ店などのお店もこれに便乗して?セールを行っていたので、蚤の市に興味が無い方でも普通にショッピングに来るのもありだなぁと思いました。

食べ物編

Meert

リールの定番お土産といえば「Meert」のゴーフル!(※2024年追記しました)

1677年創業でリールが本店、老舗のフランス菓子店とあっていつも大行列!

このゴーフルは薄焼きのしっとりワッフル、そして中のクリームが甘いんですが上品でほんとエレガントで幸せの味…おほほほ。

お値段はかわいくない

PAUL

今や知らない人はいない、ベーカリーPAUL。実はクロワという街(リールではないがリールの近く)発祥なのです。

発祥の地の近くということで、これは絶対に食べて帰らなければ!!

パリじゃなかったのか!

Paulの起源は1889年創業のパン屋さんから始まります、なんとエッフェル塔が一般公開されたのと同じ年…なんだか素敵です。

この他にも街の至るところに店舗や出店がありました。

街で買えなかった人も大丈夫。
リール駅の中にもあります、安心してください!

あとは、おいしいゴーフルの名店「Meert(メール)」の本店はリールです!食べ損ねました!!

ムール貝

リールの街ではムール貝を食べなければいけません。

実はこの二日間、蚤の市がすごいだけではないのです。

なんと広場にこの様な貝捨て場が作られ、食べ終わったムール貝の殻で山盛りになるらしい…!80トンものムール貝が消費されるらしいと。

私たちは日帰り旅だったので見れませんでしたが、一日目の夜にはもう山が出来であがる…と通りすがりの記者の人が言っていました。

というわけで私たちもそのお祭りの参加者となるべく食べました。もちろん一人1ポット。ポテトは勝手に付いてきます。

食べ方ですが、「ムール貝はムール貝で食べる」というのが私の教訓であります。

一体どういうことかというと、空のムール貝を右手に、そして空のムール貝を左手に持ちます。

パクパクさせます。

まるでシザーハンズ、もしくはバルタン星人のできあがりです。

これで「両手・指先トング状態」となり、ムール貝無双できます。

めちゃくちゃ食べやすいです!!

これはふざけている訳ではなく、ムール貝の本場・ブリュッセルの街でみんなそうやって食べていたので間違いありません。

もちろんリールの街でもそうやって召し上がっている方が多数でした。

↑ これが本物の指先トング。めちゃくちゃ欲しいです。いや、もはやムール貝でいいのか…。

(買いました、手を汚さずに細かくつまめるのでめちゃくちゃ使いやすいです!)

↑ これがバルタン聖人。え、彼の手はもはやムール貝なのでは…?

お昼時はとんでもなく長い行列ができるので、食べるのならレストラン開店と同時に並ぶのがよいと思います。

我々は時間帯を夕方にずらしました。

ビール

ビールはあちこちで売っています。

ベルギービールっぽい、味の濃いどちらかというと甘めのビール。

夜は夜で、楽しそうな予感です。

お祭り気分を味わえそうです。

戦利品たち

それではリールから持ち帰ったアイテムたちをどうぞ。

Gienのプレート
LONGWYのオーバルプレート

かわいすぎますね。かわいすぎますね!!!

眺めたり使ったりして楽しんでいます。

あとは、きっとどこぞのおじさまかおばさまが趣味でお描きになったであろう油絵を一枚。

前述しましたが開催は毎年9月の第一週目の週末です。

来年も是非行きたい!!

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