毎週第二日曜日はチズィック(チズウィック?)のアンティークマーケットの日だということは、毎月の給料日を決して忘れないくらいかなり頭に入っているんですが、今月も行ってきました。
Chiswick High Road Antique and Vintage Market
住所:Chiswick High Rd., Chiswick, London W4 2DU
開催日:毎月第二日曜日
開催時間:9‐15時
アクセス:地下鉄Turnham Green駅から徒歩5分、またはバス停Duke Roadなど
入場:無料
URL:http://www.chiswickhighroadantiqueandvintagemarket.com/
インスタ:https://www.instagram.com/antiquevintagemarket_chiswick/
このマーケットは大通り沿いの歩道で開催されているので入場料もかかりません。
シルバーカトラリーからジュエリー、家具、古着、フレンチ系までいろいろと揃っています。
朝も早くないので行きやすいし、カフェやお店も多いので休憩もできます。
特段予定のない第二日曜日には大抵ここにいます。
ではマーケットの様子をどうぞ!
こんな雰囲気です。
一時間くらい滞在しました。
アー楽しいですねー。
早くまた行きたいです。
この日はありがたくも晴れ間が見えたので、シメのジェラートを食べました。
おいしいですよねココ。
それでは、家に帰ったので購入品紹介です。
この日の戦利品はカップ&ソーサー2セットと、プレート2枚。
これはCrown Staffordshire製のカップ&ソーサー。
1889年創業のイングランドの陶磁器メーカーです。
バックスタンプには「EST. 1801」と書かれているのですが、これは大もとをたどると1801年に始まった工房が紆余曲折あり…今のCrown Staffordshire社になったということだそう。創業はやはり1889年です。
1973年にウェッジウッドに買収され、Crown Staffordshireの名が残っているのは1985年製造のものまで。(全部ウェッジウッドに買収されていくっ!!)
30年以上前のものとは思えないモダンな感じ、本当にかわいいです…。
これでエスプレッソを飲むのが楽しみですね。むふふふ!!!
次!
今回の目玉、フレンチ系のプレートです。
この繊細な絵柄のラインと美しいブルーに惹かれました。
帰って調べてみたら製造はCreil et Montereau(クレイユエモントロー!)の「Gaulois」シリーズのプレート。
クレイユエモントローといえばフレンチアンティーク食器を代表する憧れの窯ではないですか!
1920年にはその名が変わってしまっている(1920年に他社と合併しHBCMになるも1955年に閉窯)ので、この世に作り出されて余裕で100年を超えているご長寿皿。
よくぞ長い年月を生き抜いてこれられましたな…(´;ω;`)
はからずも、これらのブルーの組み合わせが最高に素敵。
ブルーな気分だったようです。(いい意味で)
あぁとっても幸せ…。
ブルー勢に押され気味で影が薄めですが、こちらのプレートも購入しています。
イングランド・Royal Doulton製のサイドプレート。
Royal Doultonは1815年創業で、このプレートは1934~1964年の間に製造された「Grantham」シリーズ。
実はこのGranthamシリーズのプレートは既に一枚持っていて、リムのデザインが違うので買ってみました。
「うんうん、かわいいかわいい」と家でしげしげとながめていたら、上の方のリムが少しだけ欠けているーーー!!
興奮しすぎて選んでいるときには気づかなかった…泣。
いつか金継ぎしたいな…。
そんな私が今開いている本はこちら、『あたらしい洋食器の教科書』。
洋食器の世界が体系的にまとまられている本です。
イギリスだけでなくてフランス、ドイツなど、歴史、美術様式や時代の流れとあわせて説明してくれていて、なおかつ全カラーで資料集的存在。ネットでなんでも検索できるけど、ぱらぱらとめくって読むのは楽しいものです。
アンティーク食器好きの方ならマーケット巡りがもっと楽しくなるはず。
いつも読んでいただきありがとうございます
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