スコットランド最大の都市、グラスゴー。
どうしても行ってみたかったので、エディンバラへ向かう途中に下車し、ザっと見て回りました。
今回の旅は、ロンドンから寝台列車に乗り、翌朝7時半にグラスゴー駅に到着。
14時半発の電車に乗ってエディンバラへと向かうまでの、約6時間の滞在です。
見知らぬ通行人が「グッドモーニング!」と挨拶をしてくれる、とてもフレンドリーな街でした。
セントラル駅から
繊細で華奢な印象を受ける立派な駅舎です。
ステーションホテルが入居しています。
朝の日を浴びて美しい。
なおグラスゴーセントラル駅から徒歩15分程のところにクイーンストリート駅があります。
グラスゴーセントラル駅→長距離列車
クイーンストリート駅→スコットランド国内の各都市へ向かう列車
というイメージです。
カレドニアンスリーパーはグラスゴーセントラル駅に到着。
実に楽しい往路でした。プライベートを確保しつつ、清潔感のある個室で過ごす7時間半の旅。
寝台列車は旅を盛り上げてくれます。
カレドニアンスリーパー情報についてはコチラ↓
スコットランド最大の駅だけあって、想像していたよりも近代的です(失礼)。
1879年に建てられ、1901年から1905年にかけて拡張工事が行われ、大規模な駅になったそうで。
構内にはM&SやBootsがあるので安心です。
駅舎内の手荷物預かり所(有料)。
営業時間は朝8時~夜9時。
excess baggage companyにて保管枠を予約することも可能。
カレドニアンスリーパーが着いたのは朝7時半の為、まだオープンしていませんでした。
我々はバックパックの旅なので、基本的に荷物は背負って楽しみます。
ジョージスクエア広場(市議会議事堂)
グラスゴーセントラル駅から徒歩10分。
立派な市議会議事堂。
そして市議会議事堂の前のジョージスクエア広場。
敷地内にはこの地にゆかりのある偉人たちの銅像が並んでいます。
朝の8時前。朝早すぎてどこにも行く当てがない我々同様、行き場のない老若男女たちが集う憩いの広場。
ずっと座っとくのもアレなので、広場内の銅像の顔を一体一体覗いて歩くという時間の過ごし方をしました。
ジェームズ・ワット氏
蒸気機関を改良でよく知られている発明家。イギリスの産業革命に大きく貢献しました。
グラスゴー大学にゆかりがあるようです。
生まれはグリーノットという、グラスゴーから車で3~40分の都市。
グラスゴー大聖堂
先程のジョージスクエアから東へ徒歩13分。
立派なグラスゴー大聖堂。
荘厳なこの教会は12世紀末に建てられたという歴史ある建物。
大聖堂の地下にはこの地の守護聖人・聖マンゴーが眠っています。
グラスゴー大聖堂
要予約、入場無料(公式予約サイト)
開館時間は朝10時~16時。(12~13時はお昼休み)
細かな装飾が施されている 紋章 サーモンを抱えていらっしゃる
荘厳な大聖堂内部。
「立派だねぇ~」というコメントがぴったりの大聖堂でした。
グラスゴー大聖堂を見下ろす丘
時間に余裕があれば是非大聖堂裏にある墓地の丘に登ってこの景色を見て頂きたいです。
我々は大聖堂が10時にオープンするまで時間があったので先に丘に登りました。
個人的にはこの瞬間がグラスゴーの印象で一番残っています。
緑色の屋根が特徴的ですね。
丘からはグラスゴーの街並みが眺望でき気持ちがよいです。
大聖堂横の墓地を抜けると丘へと道が続いています。
グラスゴー大聖堂の目の前には聖マンゴー宗教博物館。
コロナで閉館中。
ドライゲートブリューイング(ビール醸造所)
グラスゴー大聖堂から南へ徒歩5分、ビール醸造所があったので寄ってみました。
2014年創業。
もともとは印刷工場だった建物を利用しているそう。
店内からは醸造所を眺めながらビールを楽しめます。
右3つ、それぞれ個性豊かな味わい。美味しく頂きました。一番左はノンアルコールビール。(美味しくなかった)
ドライゲートブリューイング
平日:11~24時くらい、土日:10~24時
※ノンアルコールはおすすめしない
お昼開店直後の為貸し切り状態 スモークサーモンのオープンサンド
軽くお昼を食べて、街の中心部へと戻ります。
THE WILLOW TEA ROOMS
国際的に有名な建築家チャールズ・レニー・マッキントッシュ氏(もちろん私は存じ上げない)がデザインしたということで人気のティールームです。
グラスゴーに2店舗あります。
どちらも人気店ですが、写真などでよく見る有名な店舗はソーキ―ホール通り店(Mackintosh at the Willow)。
私が行ったのはブキャナン通り店。
そうです、私は向かう店舗を間違えました。
以下、ブキャナン通り店の写真。
背の高いイスが特徴的 3階はブルーな内装
背の高いイスが特徴的なウィローティールーム。
定番クリームティー お土産コーナーも充実
ティールームといえど、気軽に入れる雰囲気なのでご安心を。
クリームティーを頂きました。
THE WILLOW TEA ROOMS(ブキャナン通り店)
営業時間:9~17時くらい
イスの背が高い
Mackintosh at the Willow (ソーキ―ホール通り)
営業時間:11~17時
レストラン兼カフェ
さらばグラスゴー
クイーンストリート駅内 スコティッシュレイル
お昼過ぎ、グラスゴーを後にします。
クイーンストリート駅からエディンバラへ向け出発です。
スティッシュレイルの車体に気分が上がりながら、50分ほど電車旅。
ありがとう、そしてさらばだ、グラスゴー。
グラスゴーのマップ
青いピンです。
おまけ
グラスゴーを訪れたのは7月某日。
街の通りを貸し切って、映画の撮影してました。
インディ・ジョーンズ5だそうです。60年代ごろのアメリカのシーンだそうですが、いやいやここスコットランドですけど?
でもアメリカ国旗で完璧に飾られた通りを見ると、ここだけ昔のアメリカにタイムスリップしたかのようです。
本編に自分が映っているのではないかと今から楽しみです。(絶対にない)
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