最近は豆や穀物を買って帰るのが楽しみです。
試してみたものを書いていきます。
最初は麦。pearl barley。麦ごはんの麦として使っています。
スーパーの穀物コーナーを見ていると麦があったので、「これ麦ごはんの麦じゃない?」ということで炊いてみました。
麦ごはんお好きですか?
私は小学校中学校の給食のごはんはずっと麦ごはんでしたので、ものすごく親しみがあります。
あのぷちぷちした麦の食感がおいしいですよね。
お米一合あたりの分量は麦50gに水100gを浸し、最低30分以上浸しておく。(30分ではちょっと歯ごたえがあるので、できれば1時間以上浸すとよりおいしい。)
それを炊飯器にお米と混ぜて合わせて炊くだけ。
とっても簡単とってもおいしい!!!
これに味をしめて以来、我が家では麦ごはんです。
そしてお赤飯。
もち米がないのですが、アジア系スーパーで売っているもち米粉を混ぜたらいけるんじゃないか、ということで実験してみました。
乾燥小豆はホールフーズで買いました。Aduki…。
分量は麦ごはんの要領と一緒。お米一合分のお米と水に、乾燥小豆50gと100gの水。
プラスアルファで20gのもち米粉を加えて炊いてみました。
↑もち米粉「Glutinous Rice Flour」。Amazonで買うよりもアジア系スーパーの店舗だともう少し安く売っているイメージです。
炊飯器で普通に炊いたら全然水を吸わなかったので(恐らくもち米のねばねばによってお米と水の間に膜ができてしまったため)、一度炊き終わったら中身をかき混ぜて再度炊飯スイッチを押しました。
結果がこれ。
ご覧ください!とてもお赤飯ですね!!!!
実食してみると小豆はちょっと硬かったものの、お米はなんとなくモチッとしています。
「これはなんだ」と100人に聞いたら、100人が「赤飯です」と答えるに違いない代物となりました。
スゴイ。
でも小豆が硬いんですよねー。
これはこれで食べられるんですが、もう少しほくほくした小豆の方が個人的には好みです。
(炊く前に小豆をあらかじめ煮て柔らかくしてから炊いてみたのですが、食感はあまり変わらず。どうしたらよいのでしょうか。)
あずきはあんこにも。
とてつもなくおいしいどら焼きができたので見てください。
こちらはそばの実。
一体ロンドンの方が何に使うのかはわからないのですが、そばの実も売っています。しかもローストのものとローストされてないものが選べます。未ローストの方が2ポンドも安いので、私は未ローストを買って、家で適度に炒っています。自家製そば茶を好き放題飲むことができます。
ちなみにそば粉はスーパーで普通に売られております、きっとガレットに使うのでしょう。そのうちそば打ちでもやってみようかな。
そばの実でそば茶作れるということは、麦で麦茶作れるのでは??とも思っているので近々炒ってみます。
お次はきなこ。
これは最初に言いますが、めちゃくちゃ大変でした。自分で作るもんじゃぁない。買ってください。
作り方は、乾燥大豆を買ってきて、いい感じになるまで炒ります。
それをすり鉢で粉砕、、、、これが大変。とても大変!!!!
手でやるには超地道な作業すぎる。
途方の暮れるこの作業、こんなの相当な暇人じゃないとできません。
ええそうです半年前、夫がコロナになって私がまだ元気な時、暇すぎて作ってみたやつです。
家にはスパイスを粉砕するすり鉢があるのでそれですりつぶしてみました。
すり鉢ですってはふるいにかけすってはふるいにかけ…を永遠に永久に繰り返します。それはもう罰。
豆を粉にするのがこんなにも苦行だったとは。
風車の力で石臼動かす装置があるじゃないですか?
私がもしまだそれが発明されていない時代の粉ひき係りだったら、絶対にそれ発明してたと思います。
なんとかしてこの手引き作業を早く終わらせる手段は何かはないのか!!!
それくらい必須、それくらい必然的に、誰かに発明される運命の装置だ。
なんてことを心の片隅で思いながら、無になって過ごした数時間…。
あんまりにも作るのが大変だったんで、もったいなくて食べられません。
いまだに冷蔵庫に鎮座しているのですが、これまたもったいなくて捨てられない…。
まさに負の遺産。
もう二度と作らん。
結論
麦ごはんは、とってもおいしくて健康的で最高です。
お赤飯は、それっぽいものが出来上がるのでどうしても食べたくなった時には是非。
きなこは、お金で解決するべし。買ってください。
あと、買うときはパックになっているものよりも、バルクから自分の好きなだけジャーと出すタイプの売り方の方が安いと思いました。
とはいえいずれにせよ安価に手に入るので、試してみると楽しかったです。
↑ちなみに我が家のお米はAmazon ukのこちら。「東北大米」!!!
プレミア米などは到底買えません。
怪しい名前ですが、お値段の割には味も良いのでハードリピートしています。
浸水させてから炊けばなおよし、10キロ袋だとなお安しです。
以上、ロンドンの台所からでした。