イスタンブール市内を観光するなら必要な「イスタンブールカード」。
そしてこのイスタンブールカードを有効化する為に「HESコード」という個人番号をオンラインで連携させなければなりません。
手順は簡単です。
記入例付きの画像を載せています。
一緒にやりましょう!
大事なものは3つ
イスタンブールカードとHESコードの連携の為には、
・HESコード(→トルコ入国フォームに記載アリ)
・イスタンブールカード(→街の黄色い券売機で購入)
・オンラインで連携
の3つが必要です。
イスタンブールカードとHESコードの連携の仕方
早速ですが、手続き画面の入力見本はコチラです↓。
旅行者の方は「I am a foreigher, I want to continue by my passport number.」にチェックを入れます。
入力項目は、
・パスポート番号
・名前
・名字
・生年月日
・メールアドレス
・イスタンブールカード番号
・電話番号(旅行者の場合は不要)
・HESコード
・画面に表示されているコードをそのまま入力(例:画像の場合なら「89755E」)
・3/3枚目の3つの項目にチェックを付ける
「Done」を押して終了です。
簡単でしたね!
これでイスタンブールカードが有効化されました!
イスタンブールカードとHESコードとは
そもそもイスタンブールカード、HESコードとは?についての簡単な説明です。
イスタンブールカードとは
まず「イスタンブールカード」というものは、
イスタンブールカード
イスタンブール市内の公共交通機関に乗る際に必要な交通系プリペイドカード(SuicaやICOCA的なもの)。
イスタンブールカード番号とは、カードに記載されている16桁の番号のこと。
というように、このカードがないと地下鉄、バス、フェリーに乗れず、市内の移動ができません。
黄色い券売機 どの駅にも大体ある
地下鉄乗り場やバス乗り場に必ずある、このような黄色い券売機で購入可能です。
私が買った時には最初にカード本体代が18TLかかりました。
このカードにお金をチャージしていく方式です。
チャージした紙幣分のお金がイスタンブールカードに入ります。
紙幣しか受け付けられず、おつりは出ません。
HESコードとは
そして「HESコード」というものは、
HESコード
トルコ当局が発行している個人識別番号。
旅行者の場合は、トルコ入国前に提出する「トルコ入国フォーム」を申請時に発行されています。QRコード付きの番号がそれです。
という、イスタンブールカードに紐づけなければならない個人番号のことです。
その他にも観光地の施設に入ったりするときに提示しなければならない重要なコードとなっております。
私もイスタンブール滞在中、幾度となくQRコードを提示しました。
以前まではイスタンブールカード単体で使用できていましたが、
コロナ蔓延以降、個人の行動と紐づける為にHESコードと連携させることとなったようです。
「HESコード」はトルコ入国フォームを申請すると発行されます。
トルコ入国フォームの入力方法についてはコチラの記事をご参照ください。
余談:海外対応SIMをお持ちでない旅行者の方へ伝えたい
空港を出る前にイスタンブールカードの連携を済ませた方がいい
海外対応SIMをお持ちでない旅行者の方へ、これだけは伝えておきたい。
それは、WiFiがつながる空港にいるうちに、「イスタンブールカード」と「HESコード」を連携しておいた方がいい!
ということです。
なぜなら…
イスタンブール市内はWiFiがそこら中に飛んでいるが、SMS認証方式の場合が多いから!
つまり、
WiFiつながらないYO!!!!
ということです。
(例えば大手コーヒーチェーン「ドンヤス」や、大型ショッピングセンターなど、SMS認証方式でした…。)
失敗例:私の場合
私は空港シャトルバス(デビットカード決済)降車後、市バスに乗り換える予定でした。
市内に到着して、黄色い券売機で無事にイスタンブールカードを購入。
いざHESコードを連携しようと思ったら、
なんと!!!
WiFiに繋げられないではありませんか!!!
イスタンブールカードをゲットして、HESコードもわかっているのに、
オンライン手続きができないがためにイスタンブールカードを使うことができない現実を突きつけられた冬の朝6時…。
まだ暗い道路の端で一人、絶望。
ちなみに私は現金を持っていたので、タクシーを捕まえて目的地周辺まで到達することができました。ご心配ありがとうございます。
野良わんこに泣きつく
ちなみにちなみに本当のツラミはここからで、もともと現地でお迎えに来てもらう予定の家族には「近くに着いたら連絡するね」と言っていたのですが、合流地点に着いても自分が現場に到着したことを伝えることができず一人絶望(WiFiがつながらないから!)。自宅周辺をぐるぐると1時間、スーツケースをひこずりながら夜明け前のイスタンブールをさまよったのでした…。(結局周辺マンションの表札を片っ端から確認しながら何とか玄関先までたどり着いた。)
途中心が折れかけた時、デカい野良わんこに励ましてもらった。(妄想)
余談:つまり
そんなかわいそうな人を今後増やさないためにも、
どうにかして空港でイスタンブールカードをゲットして、WiFiがつながるうちにHESコードと連携させておく。
もしくは
タクシー用の現金を用意しておく。
これで路頭に迷うことはないでしょう。
(イスタンブール空港でイスタンブールカードを入手できるのかは、わからず仕舞いです…すみません。)
空港から市内までタクシーで2000円?程度らしいので、心配な方は初めからタクシー(イエローが安い)を利用するのも手だと思います。
タクシーの支払いは現金のみです。
ATMは地下鉄乗り場や街中などあらゆるところにあります。
(ちなみに空港のATM手数料は100TL(100円くらい)かかりましたが、市内のATMは手数料無料でした。)
何はともあれ、イスタンブールは楽しいところでした。
テシェキュル エデリム。
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