ノーザンプトンへ運命の一足を探しに
ロンドンから電車で1時間くらい北に行ったところに革靴の生産地として有名な地があります。
それが「ノーザンプトン」という街で、英国革靴好きの方々にとっては聖地とも言える街なのです。
私は前回2021年6月(約2年弱前)に行って、夫婦共々素晴らしい革靴を格安で購入しました。
今回は第二回目のノーザンプトン遠征です!
しかも今回向かうのはチャーチだけ!
行ったのは今年の3月!時差投稿!
旅の始まりはユーストン駅。
ここから1時間ほど電車に揺られます。
ユーストンはいつも”旅のはじまり”という感じがしますよね。
チャーチのファクトリーショップ
Church's Factory Shop
住所:St James' Rd, Northampton NN5 5HU
アクセス:ロンドンユーストン駅から電車で1時間。ノーザンプトン駅から徒歩8分。
定休日:日・月休み
※土曜日は14時に閉まってしまうので、お時間に要注意です。
ノーザンプトン駅を降りて徒歩10分くらいでチャーチのファクトリーショップに着きます。
他のブランドのファクトリーショップはUberを使わないと回るのが難しいのに対して、チャーチはアクセス抜群!
(前回行った時は3か所(チャーチ・クロケットジョーンズ・ジョンロブ)を全部歩いてまわりました。あの時はコロナ禍。歩くのが我が家のブームでして…。楽しかったですが推奨はしません。その様子の記事はこちら。)
さぁ、いざファクトリーショップに入店!!
わくわくわくわく…!!
ショップ内は半年ほど前に改装済み、高級感ただよう店内となっておりました!
そこには「ファクトリー」感がなくて、これはもはやきちんとした店舗です!
たつぱんさーん!きれいにリニューアルされていましたー!
たつぱんさん
前回のノーザンプトン記事にたくさん有益情報を寄せてくださった、革靴をこよなく愛するお方。現在ノーザンプトンから連れてお帰りになった革靴たちをヒーヒーニヤニヤしながら大切に育成中とのこと。素敵です。やっと記事アップしました。たつぱんさんに届け。
高級感がただよっていますが、お値段は正規の4割引きくらいと破格!!(靴によりますが。)
スタッフさんは日本人のお客さん慣れしていますので安心です!
コロナ以降、ようやく日本からのお客さまが戻りつつあり嬉しい、とスタッフさんはおっしゃっていました。
うれしい!
ちなみにコチラはファイナルプライスコーナー。
ただでさえ安いのに、そこからさらにお安くなっているものが。
とんでもない破格に鼻血ぶーです。
自分のサイズが見つかればもうそれは運命!!
私のかわいこちゃんを見てください
このたび私の相棒の仲間入りとなったのは、こちらの子!!
ついにウィングチップ(つま先のWの装飾)の革靴!きゃー!
しかも私にとっては初ウィングチップ、初ひも靴、初ブラウンの初物づくし。
サイドゴアブーツ(くるぶしのところにゴム布が貼ってあるブーツ)、ダブルモンク(ストラップが2つ)に続いての三足目ということで、デザインの違うものを選んでみました。
なんといってもチャーチのこの形がいいですよね。
チャーチのいいところは高品質なところはもちろんのこと、なんと言ってもイギリスらしい形のデザイン。
ノーズが長すぎず、ちょっとぽってりとしていてかわいらしい。
でもカジュアルすぎず品があります。
カッコつけすぎないけど上品さがある、見れば見るほど最高のフォルムなのです。
と、私は思っています。
大好きです。
そういえば、一足目のチャーチのダブルモンク(写真真ん中)を履き始めたころは靴擦れがひどくて、かなり大変な思いをしたのは記憶に新しいところ…。
今回もそれ相応を覚悟していたのですが、なんと全然痛くありませんでした!
実は今回、サイズを落としています。
ダブルモンクは2年くらい履いていて、中敷きがいい感じに沈み込んでいるのですが、その分履き心地が少し緩くなっています。
なので今回はハーフサイズ落としてみたわけなのですが、このサイズが私の革靴サイズなのかもしれません。
一般的にはスニーカーのサイズよりもハーフサイズ落としたサイズを買うといいとはいいますが、その通りのようです。
シューツリーもブランドをそろえたいところですがお高いので、Amazonで購入しています。
私の革靴のサイズは36.5で、このシューツリーのサイズ03-RC37# EU37-38を使っています。
革靴はポケモン
年々インフレやらなんやらで、徐々に価格が上がっているので買うなら今!今です!!
今日が一番若い!今日が一番安い!
そして育てましょう、相棒を!!
ちなみに私の一足目はiRSという名前の、ダブルモンクの黒。
革がかなーーーり固くて、履き慣らすまで相当な時間と痛み(!)が伴いました。
そうですねぇ、期間にするとおよそ半年〜1年間くらいでしょうか…。
痛かった…泣。足の指の骨が折れるかと思った…泣。
ちょうどね、履きジワが右親指の骨に突き刺さり、歩くたびに鈍器のように食い込むのです。
本当に痛かったです。
その長い痛い修業期間を経て、いつかのタイミングからか…馴染むのです!!足に!!!
「あれ?普通に歩けてる…!?」
軽快に、履き心地抜群の相棒へと変わります。
これはまさにポケモン…!!
最初は全然なつかない、それどころか攻撃さえしかけてくる。
でも諦めずにそれと向き合い、時間を共に過ごすことで自分たちだけの絆が芽生えはじめ、いつしか最高のパートナーになっていく…。
そう、私はこの革靴を履き慣らしたとき、ピカチュウを思い出しました。
今では足へのフィット感が最高です。
「スニーカーより履きやすい」とはよく言ったものですが、自分の足にフィットする感じはスニーカーを凌ぎます。
そしてこんなかっこいい靴を履いているという満足感。
最高です。