パラリンピックを観戦しにパリに行ってきたときの話。
生のパラリンピックの試合を観れてそれだけで十分満足だったのですが、土曜日の朝に時間があったのでヴァンヴの蚤の市に行ってきました。
すきあらばアンティーク。
晴れとも曇りとも言えない中、スタートです。
オリンピック・パラリンピック期間中はメトロ代が通常の約倍の値段になっていて数駅乗るくらいじゃあもったいないので、ホテルから30分ほど歩いていきました(爆)。
着きました。ヴァンヴ!
パリの三大蚤の市のひとつで、3~400ほどのストールが軒をつらねています。
ヴァンヴの蚤の市
住所:Av. Marc Sangnier, 75014 Paris, フランス
アクセス:メトロPorte de Vanves駅から徒歩3分
開催日:毎週土日
開催時間:7:30~13:30くらい
入場:無料
URL:https://pucesdevanves.com/
ヴァンヴの蚤の市に来るのはたぶん3回目。
初めてのフレンチ皿(お気に入り!)を買った思い出の地であります。
真剣に探していたのであまり写真は撮っておりません。必死です。
ひときわ目を引く素敵なディスプレイのこちらのストール。
ここでは何も買ってないんですが、お店の方から「写真撮っていいよ」と言ってくださったので撮らせていただきました。
優しそうなご夫婦のお店。あーすてきな空間ですね。
きっちりビジネスカードもいただいたので、情報載せておきます(こちらのストールのインスタ:https://www.instagram.com/lespucesrouges/)。
こんな感じで一時間半くらい滞在して、名残惜しくも立ち去りました。
さて。
もう少し時間があるのであるお店に行ってみます!
それはいつもヒィヒィ言いながら視聴しているパリ在住のYoutuberMashAyaVideoさんで紹介されていたお店「AXS Design」。
動画をご覧になった方はわかると思うのですが、もうセンスばちばちすぎて夢のような空間なんです。まさかこの足で行けるとは。。
写真撮っていいとおっしゃってくださったので視神経に焼き付けるかのごとく撮りました。
が、がわいすぎる…ハァハァ。い、息が…。
AXS Design
住所:12 Rue St Sabin, 75011 Paris, フランス
アクセス:メトロBréguet - Sabin駅から徒歩6分
営業日:水木金土
営業時間:11:00~19:00
インスタ:https://www.instagram.com/axs_design/?hl=fr
切れた息を整え、高鳴る動悸をおさえたのちは、腹ごしらえをして帰りましょう。
エッグサンドとハムチーズバゲットを食べました。
最近はフランスのバゲットのおいしさにやっと気づきはじめ、夫婦揃ってひたすらにバゲットを何本もかじっていた滞在期間でした(なぜか夫はバゲットではアレルギーでない)。
ハム&チーズの食べものとしての完成度が高すぎやしませんか?
梅おにぎりくらい完璧な食べ物です。
ユーロスターで帰るので、パリ北駅へ向かいます。
ハロッズの近くにある釣られているサイのオブジェ、ここにもいました。
ロンドン・セントパンクラス駅に着きました。
さて、購入品紹介です!
ぼろぼろのビレロイ・ボッホの「アルトストラスブール」シリーズのカップ&ソーサー2セット!(以上!えー!)
1950年代あたりの製造らしい。
ちなみにビレロイ&ボッホはドイツの陶磁器メーカーです。
1748年にフランスのロレーヌ地方でフランソワ・ボッホにより創業、その後ドイツのビレロイと合併したのが1836年のことで、以来ドイツに本社を構えます。
世界三大陶磁器メーカーのひとつとして大御所的存在です(あとふたつはドイツのマイセンと、デンマークのロイヤル・コペンハーゲン)。
大胆に入ったヒビが逆に魅力的デスネ、ソウデスネ。ハイ。
お店の人も「あんたホンマにこれ買うんかい」って絶対内心思ってたと思うんですけど、はいここにいました、買う人。
なんてかわいい形と絵柄。かわいい!どうするのこれ!
ソーサーはきれいだったんですけど、カップはふたつとも深めのヒビが…。
きっともっとたくさんあったけど、最後まで残った2セットなんだろうな。
これを金継ぎしたいんですよね、どうにかならないかな。
蚤の市とかで美品を見つけるのは本当に大変です。
美品という美品は日本の市場にあるんじゃないかと思うほど、日本人バイヤーさんの努力が感じられますね。
世界の洋食器好きのための資料集的な存在。ビレロイ&ボッホ、マイセン、ロイヤル・コペンハーゲンについても書いてあります。蚤の市めぐりが楽しくなります。
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