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【パリパラリンピック2024】陸上決勝も観に行った!

パリパラリンピック2024、車いすテニス決勝を観たブログはこちらなのですが、

上地選手金メダル!国枝レジェンドに遭遇!

時はこの一日前にさかのぼり、前日には陸上の試合も観てきました。

Stade de France

観客は大半はローカルっぽい方々で、完全にフランスホームの雰囲気でした。

短距離走や円盤投げ、やり投げ、砲丸投げ、走り幅跳びなどの種目が会場内で次々と進行していきます。

かっこいい
きれいな夕焼け

レース競技はかっこよかったし、やり投げは世界記録が出て大盛り上がりしたし、走り幅跳びでは観客のクラップにも参加できたし、とっても楽しかったです。

この日は決勝種目がたくさんあって、どんどん競技が進み、次々にメダルの表彰式が行われました。

パラリンピックの会場に、しかもメダルを懸けた戦いを生で見れて一生の思い出です!!!

時間をさかのぼり、オリンピックの開会式についての話になりますが、あれにはすごく感動しました。

賛否両論ありましたが(確かによくわからないものもあったが)、全然万人受けを考慮してない感じというか、誰にもこびてない感じというか、「俺たちフランスのかっこいいところ、見せてやるよ!」という風に私は受け取れてとってもかっこよかったです。

ちょっとどう感動したかとかは忘れちゃったんですけど(おい)、テレビで開会式の生中継を見ていて2回ほど涙がジワッと溢れそうになったのは紛れもない事実であります。

最後のセリーヌ・ディオンの独唱も最高だった。

聖火が浮いた瞬間も度肝を抜かれた。

パリの建物を存分に使ってショー、および競技をしていたところも胸熱だった。(思い出してきた…)

パリ、フランスの方々にとってとても誇らしい大会になったのではないでしょうか。(誰)

テレビ視聴。かっこよかった

そう思うと、東京オリンピックが無観客だったのが本当に残念で残念で、時の運が悪かったとしか言いようがないのですが、せっかく設備も造ったのだから近いうちにまた東京オリパラしないかなー、なんていうのがノーテンキ庶民の希望であります。

だってね、パリへの電車やホテル代なんて普段よりべらぼうに高かったし、パリ市内のメトロの電車賃は、普段一回乗車で2ユーロちょっとだったと思うんですが、大会期間中は4ユーロだったんですよ。それくらいお金を取ってもといいと思うのですが、そんな絶好の経済機会を日本が逃したとなると悲しいですね…。

ぼったくられた!と思ってスタッフさんに聞いたら、大会期間中は特別料金だということでした。

さて、今回パリのオリパラを観戦しに行くにあたり読んでいた本がこちら。

時の人・渋沢栄一と杉浦譲共著の『航西日記 パリ万博見聞録 現代語訳』。

この本の内容は1867年のパリ万博、日本が初めて参加した国際博覧会に、江戸幕府は徳川慶喜の弟・徳川昭武を公使として派遣したのですが、それに随行していた渋沢栄一、杉浦譲らの渡欧記録。

カタカナのない世界でフォークのことを「銀のほこ」、食後のコーヒーは「豆を煎じた湯」、バターのは「牛の乳を固めたもの」と表記していてリアルすゑひろがりずだったし、初めて触れる異文化への表現がとても豊かで好奇心に満ちていて面白かったですし、パリにいながら株を買ってお金を増やして困っている留学生の帰国費用を工面してあげちゃう渋沢栄一のすごさとか、帰国後(パリ滞在中に大政奉還した)に蟄居させられているにも関わらず泰然自若とした慶喜の姿にすごい人だと感心していたり、おもしろかったです。イギリスにも訪問しているのですが、国賓として手厚いおもてなしを受けいる様子も記載されていたので、英国からの日本へ対する敬意も感じられて、先日の天皇皇后両陛下の英国訪問の様子を思い出しながら読みました。

いつも読んでいただきありがとうございます

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