全仏テニス2022を観戦してきました
私ども夫婦はテニスが好きで、
ロンドンに住んでいるという地の利を最大限活かし、
全仏オープンテニス2022を観戦しにパリまで行ってくるという、とてつもなく贅沢なことをしてきました。
幸せです。
さて、この日に行ったのは「ナイトセッション」という夜の部だったのですが、
入場開始時間までの過ごし方が難しかったのでここに記しておきます。
来年度以降、チケットの入場制度が変わっていくかもしれませんが、
いつかどこかのテニスファンのお役に立てれば幸いです。はい。
※この記事はディズ〇ーランドなどのテーマパークより、テニスのグランドスラムの方に「夢の国」を感じる、という方向けの内容です。
ナイトセッションの会場入りは18時以降
まず、ナイトセッションチケットの人はチケットに記載されている時間以降からしか入場できません。
そこはきっちりしてます。
我々はフィリップシャトリエコート(1番大きいコート)のナイトセッションのチケット(18時~)を持っていました。
「”18時に指定コートに入れる”という意味で、会場自体にはそれより早く入れるのではないか?」
という期待をして17時前に会場に行ってみました。
…入れませんでした!
上の写真はナイトセッションのチケット保持者たちが入場1時間前から並んでいる様子です。
結局私たちは18時に並ぶこととし、会場時間まで周辺をふらふらすることにしました。
(入場時刻の18時にはこの列がとんでもなく長くなり、バス停あたりまで続くこととなるのを私たちはまだ知らない…)
どこで待つのか
近くの公園で一休み
会場入口手前にはきれいに整えられたゴージャスな庭園があります。
芝生の周りにはベンチがたくさんあるので、待ち時間の一休みにはぴったりの場所です。
他のベンチには我々と同じく早く着すぎてしまったテニスファンたちがたくさん…同志よ…。
このベンチで試合速報をチェックしたり、昼寝をしたりして過ごしました。
行き場を失った我々を優しく休ませてくれて、ありがとう、ベンチ。
会場内が見えるとっておきの場所
しばらくベンチでぼーっとしていたのですが、周りを探索してみることに。
すると…
こんな場所が。
え、なんか見てる? 賑やかな雰囲気感じるぞ…???
え?これはまさか会場内が丸見えなのでは?!
え?!パブリックビューイングまで見えちゃってるのではーーーー?!?!
え!!!これはまさかシモン・マチューコート(写真右側に見える温室のような建物、三番目に大きいコート)なのでは?!
と、こんな感じで知る人ぞ知るとっておきの場所、発見しました。
会場内がこんなに見えるなんて、珍しいですよね!!!
もし私がパリに住んでいてチケットが買えなかったら、きっとここに通う。
ベンチでネットのポイント速報を見てる場合ではありませんでした。
ここです、ここに来るべきです。
この秘密(?)の場所は、温室群を抜けた先にありました。
ローランギャロス全体のマップ
大きなコートには番号ではなく名前が付いており、以下の通りです。
Court Philippe Chatrier(コート フィリップ・シャトリエ)→ センターコート
Court Suzanne Lenglen (コート スザンヌ・ランラン)→ 2番目に大きいコート
Court Simonne Mathieu(コート シモーヌ・マチュー)→ 3番目に大きいコート
※読み方が違ったらごめんなさい。
「会場丸見えスポット」からは、3番目に大きいコートの周辺が見えますよ!
ローランギャロスの全体図を見ると、公園(庭園)を挟んで長細い形をしていて面白いですね。
会場最寄りの地下鉄駅 Porte d’Auteuilからは徒歩で10分ちょっとです。
ちなみに18時頃に並ぼうとすると、列の最後尾はこのマップからはみ出たバス停付近まで届いていました…。
並び始めて1時間くらいで会場入りできました。
おしまい
以上、結局どこかのタイミングで待つこととなるので「早く会場入りしたければ早く並ぶべし」というものすごく普通の教訓を得ました。
前述したように、来年以降のチケットルールがどうなるかはわかりませんが、
「もし会場に入れずに時間を持て余すことになったら、近くに綺麗な庭園あるし、外から会場を覗くこともできるよ!」
ということを言い残しておきます。
あとあと、全仏大会のチケットは「デイセッション」と「ナイトセッション」という売り方をされているのですが、
「デイセッション」の方が朝から夜まで滞在でき、試合数も多く観れるのでより満喫できると思いました。
「ナイトセッション」は18時以降に入場、つまり夜に設けられた1試合しか観れないので、「もっと観たい!!!」という欲求がぬぐえません。
お値段も少しだけ割高になりますが、選べるならデイセッションの方が楽しいと思います。(翌日はデイチケットで入場したので朝から大満喫!)
帰りも遅くならないし、ご飯・お土産を買うタイミングもたくさんあります。
あとこの時期のパリの夜は寒いので、ナイトセッションの方は防寒着必須です。
最後に、4大大会最高!ということを言い残してこの記事の締めとさせていただきます。
メルシー。
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