イングランド西部の海岸沿いの町、トーキー。
デヴォン州に位置しており、イギリス国内では「イングリッシュ・リビエラ(ヴィクトリア朝時代あたりのフランス風のリゾート地)」という、保養地として人気のエリアです。
ロンドナーから「デヴォンはいいぞ!!」とおすすめされていて、いつか行ってみたかったので今回行ってきました。

日本人にとっては保養地というよりも、「アガサ・クリスティ生誕地」という方がピンとくるかもしれません。
『オリエンタル急行殺人事件』や『そして誰もいなくなった』、『ABC殺人事件』などの著者、イギリスを代表するミステリー作家です。
そして2023年9月15日には最新作『名探偵ポワロ:ベネチアの亡霊(A Haunting In Venice)』が公開予定!
楽しみですね!
と知った風にしゃべっておりますが、私は彼女の小説を読んだことはございませんのでこれを機に読み始めました。
名探偵ポワロシリーズの映画『オリエンタル急行殺人事件』は観たことあるのですが、とてつもなく面白かったです。
パディントンから電車で
ロンドンからだとパディントン駅から電車にのり、3時間くらい(乗り換え含む)です。
1泊2日で行ってきましたよ。


敬虔なパディントン信者なので、出発前の教祖様へのご挨拶を忘れずに。

イギリス国内旅行、電車でのお楽しみはわんこが近くの席にいるかどうかです。
この日は斜め前にいてくださって、当たり席でした。
トーキーの街並み
途中NEW ABBOT駅で乗り換えて着きました、トーキー。

トーキー駅。

トーキー駅の目の前にはアガサ・クリスティがハネムーンで泊まったというグランド・ホテル(裏手)。
フランスのお城をイメージして建てられました。1881年オープン。
ホテル正面は海に面していてステキなオーシャンビューだそう。

海岸沿いを歩き、中心地に向かいます。
歩いて20分くらい。(バスもある)

保養してますね。

いい感じ。

船がいっぱい。


アガサが当時流行っていたローラースケートを楽しんだ、ということでおなじみの桟橋。
現在は火事で焼失してしまいましたが、桟橋の先端にはコンサートスペースもあったそう。

おいしいシーフードへの期待感が高まる網。


1894年にオープン、『ABC殺人事件』の作中に登場する庭園です。
噴水があったり、ヤシの木(ニュージーランド産)が植えられたりしています。
この噴水はシンガポールのラッフルズ・ホテルのものと姉妹型だそう。
調べたらそっくりの噴水がラッフルズホテルの中庭に設置されてました。

そしてやっと会えました!アガサ・クリスティの胸像。優しいほほえみ。
1890年9月15日生まれ、80作品を超える小説や演劇を執筆し、世界で20億部以上の売り上げを誇るミステリーの女王。
毎年お誕生日の時期にはアガサ・クリスティ祭りが行われており、2023年は9月8日~17日の開催。

この旅の課題図書『そして誰もいなくなった』と共に。
のろのろと読んでいるのでまだ誰もいなくなっていません。

中心地の通り。
歩いているとなんだか日本の温泉街、熱海とかそんな雰囲気をふと感じる空気感。


ここではカニ釣りが大人気。

特にお子様たちはとっても楽しそう。
そしてほんとにちょこちょこカニが釣れてました。
安すぎるクレーンゲーム

海辺の街には必ずあるのではないかと思っているゲーセン、トーキーにもありました。

世界のポケモン様の隣に堂々と設置してある「スティーブン・ザ・シーガル」のクレーンゲーム。
なんだか気になる。

一回20ペンス!?
や、安すぎる…!!!

ということで、2ポンド課金して取れました。
よろしくな、スティーブン。
あとから調べたのですが、少し前にスーパーのテスコからお菓子を盗む「万引きカモメ」の動画が話題となっていたことをご存じでしょうか。
あれはデヴォン州のことでして、そのカモメもスティーブンと呼ばれており、これはそのぬいぐるみ??なんですか?そうなんですか???
あとテスコの万引き被害総額は£300だそうですよ!

滞在ホテル「The Robin Hill」。
アットホームで親切で、素敵な滞在でした。
あとはおいしいシーフードを食べたり、茅葺屋根のコッキントン村でスコーンを食べたり(デヴォン式で!!)、国立公園ダートムーアの岩山に登ったりして、のんびりと楽しい滞在でした。
それらはまたおいおい。
最後にひとつ。

海岸沿いのらせん状陸橋には謎のナハームが。

新たなミステリーの始まりかもしれない。